LPガスとは

LPガスとは、「Liquefied Petroleum Gas」つまり液化石油ガスの略称で、一般的に頭文字をとってLPガスと呼ばれています。LPガスは、炭素と水素の化合物で、炭素数3のプロパン(C38)と炭素数4のブタン(C410)と2種類がありますが、一般家庭用で使われているのはプロパンで「プロパンガス」とも呼ばれています。 

LPガスの組成

プロパン(C38)は主に家庭用・業務用で、ブタン(C410)は主に工業用・自動車用で使われています。

状態変化に伴う体積の変化

LPガスの性質

[におい]
LPガスは本来においがありません。しかし、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、ガス特有のにおい(異臭)をつけています。このにおいの成分は、ガスが燃焼すると無臭になるので、LPガスが正しく使われている限りはにおうことはありません。
[重量]
気体のLPガスは空気より重く、空気の1.5~2倍の重さになっています(100%プロパンの場合、15℃・1気圧で1.865kg/m3)。そのため、家庭などでLPガスが漏れた時は、床面をはうように広がり、低い場所にたまる性質があります。いっぽう、都市ガスは空気より軽く、漏れた場合は天井の方へたまっていく性質があります。
[液化]
LPガスは簡単に液体になる性質があります。液体になると、体積は気体の時の250分の1になります。
輸入したり、ご家庭にお届けしたりする時には、液体にして効率よく運んでいる、というわけです。 

LPガスと都市ガスの違い

都市ガス(天然ガス)の主成分が「メタン」であるのに対し、家庭で使われるLPガス(液化石油ガス)のほとんどが「プロパン」と呼ばれる成分です。そのため、「プロパンガス」と一般的に言われています。LPガスは、標準熱量が都市ガスの約2倍です。

LPガス供給のための7つの保安業務

ENEOSグローブエナジー㈱では、お客様に安心・安全にガスをご使用していただくために、法律で義務とされている7つの保安業務を、お客様のご理解のもとに実施しております。

 1.供給開始時点検・調査
   →お客様へLPガスの供給を開始する際に、設備の点検を行います。

 2.容器交換時等供給設備点検
   →容器・バルブ・供給配管等の目視点検を行います。

 3.定期供給設備点検
   →供給設備(ガス容器からメーター入り口)のガス漏れ点検等を行います。
 
 4.定期消費設備点検
   →消費設備(メーター出口からガス器具・給排気設備)等のガス漏れ点検と機能点検を行います。

 5.周知
   →お客様へLPガスの使用上の注意などを記載したパンフレットを定期的にお渡しします。

 6.緊急時対応
   →お客様からのガスに関する緊急を要するご連絡に対して、出動してご対応します。

 7.緊急時連絡
   →お客様からのガスに関する緊急を要するご連絡に対して、お電話にて適切にご対応します。

事故防止のための大切なお願い

●お留守がちなお客様へ
 上記、保安7業務の中の、「3.定期供給設備点検」ならびに、「4.定期消費設備調査」に伺った際にお留守だっ
た場合は、ご不在連絡表などを置かせていただいております。これらの点検・調査は、法律で定められている大切な業務ですので、ご都合の良い日時を必ずご連絡くださいますようお願いいたします。
 また、「5.周知の文書」をお届けした際にお留守だった場合は、やむを得ずポストなどに置かせていただいており
ます。この文書は、ガス事故防止のための大切な内容が記載されておりますので、ガスをお使いになる皆様で必ずご覧くださいますようお願いいたします。

●ガス設備、ガス器具の改善へのお願い
 法定の点検・調査やその他の点検で、お客様がご使用中の設備に改善が必要と判定された場合は、法律に基づいて改
善と再調査のお願いに伺っております。事故防止のために、修理やお取替え、設備の移動をお願いする場合がございますのでご協力くださいますようお願いいたします。
出典:日本LPガス団体協議会